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しっかりと矯正に取り組める環境をご用意し、幅広い患者さまのニーズに向き合っています。
矯正治療の特徴は何と言っても歯並びが美しく整うことです。しかし、ほかにもメリットは複数存在します。例えば、よく噛んでしっかり食べることができるようになります。また、発音が明瞭になり、人とのスムーズなコミュニケーションにもつながるでしょう。
みなさまの生活をより良いものにするために、通いやすい歯科医院であることに力を入れ、矯正や美容診療でお役に立つことができればと思います。あごやお口周りに障がいがあるケースや事故で損傷した場合もご相談ください。
矯正に力を入れているのはどうしてですか?
きっかけは、父親が矯正歯科を中心に手がける歯科医師だったことです。私は、最初虫歯など通常の歯科診療も幅広く取り組むつもりでいました。 その考えが変わったのは、大学院生の時です。歯科診療はそれぞれの項目が奥深く、一人の歯科医師がスーパーマンのようにすべてのジャンルにおいて良い治療をすることは難しいと考えたからです。私は矯正歯科治療で、みなさまのお役に立ちたいと思います。
お子さまとはどのようにして信頼関係を築いていますか?
特別なことは何もしていません。女性の歯科医師やスタッフが多いこともあり、お子さまはあまり警戒していないようです。
当院のデザインも、お子さまに親しまれるポイントでしょうか。ピンクの外観で、待合室はポップな色使いとなっています。キッズコーナーもありますので、待ち時間などにご利用ください。
お子さまに矯正治療のモチベーションを維持してもらうため、何か工夫していることはありますか?
治療途中に挫折してしまうようなお子さまは基本的にいらっしゃらず、みなさまスムーズに治療を終えられています。お子さま一人ひとりに合った固定式の装置を使っていることがその理由だと思います。矯正装置をお口に入れる時に嫌がるお子さまも、あまりいらっしゃいません。
お子さまの矯正で印象深いエピソードはありますか?
印象深いケースと言えば、障がいがあるお子さまとの出来事です。幼い頃から通っていただき、何回も手術をしました。そのお子さまがちゃんと話せるようになり、無事大学に進学することができた時は、私としても感慨深いものがありました。昔の模型を出して時系列に並べてみると、その変化の大きさに患者さまも私も驚くばかりです。
また、こうした障がいのあるなしに関わらず、すべての患者さまに基本に忠実な治療をし、どなたの歯列模型も大切に保管しています。長期におけるデータの蓄積が、患者さまの変化を目で見て分かりやすくできるようにすることはもちろん、医院としての技術の向上や、知識の蓄積にも生かされていると思います。
歯の色が気になりますが、白くすることはできますか?どんな方法ですか?
ホワイトニングで、歯を白くすることができます。当院では、基本的に院内で施術するオフィスホワイトニングを提供しています。こういったホワイトニングなどの美容診療に特化したフロアを設け、落ち着いて診療を受けていただけるようにしています。定期的にお越しいただき、美しい白さを保っていきましょう。
上里先生がお考えになる「矯正歯科」について教えてください。
すべての根本となるものだと考えています。虫歯を防ぐにも歯並びが整っていた方がいいですし、健康維持に欠かせない食べ物はお口から入るので、歯並びからお口の状態を良くしていくことは大切です。現状では、すべての矯正治療に保険が適用されないのは残念なことですが、突き詰めれば矯正は予防の第一歩と言えるのではないでしょうか。