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子どもの矯正
固定式のあごを大きくする装置を使い、治療を行います。お子さまの歯並びが気になる方は、小学校に上がる前に一度ご相談ください。
相談のタイミングを迷われている方には、3歳くらいを目安にとお伝えしています。下あごが出ている受け口の場合は、特に幼いうちから矯正を始めることをおすすめします。
小学生の場合でもあごを大きくして並べる矯正治療を行っています。まだまだ成長があるからです。あごを広げる拡大装置を付け、生え替わりを利用しながら歯並びを整えていきます。
この時期の矯正は、基本的には歯の表側にワイヤーを付ける方法で行います。少しでもお子さまが矯正を楽しいと感じることができるようお手伝いをさせていただきますので、気になることは何でもご相談ください。乳歯と永久歯が混じった成長期は、矯正をするのにぴったりです。骨や筋肉を作っていくように、お口もすこやかに成長させましょう。
歯並びが悪くなる原因の一つに、指しゃぶりや食事をする時の癖などがあげられます。そのため当院では、MFT(口腔筋機能療法)と呼ばれるトレーニングも合わせて実施しています。これは歯並びに影響しやすい癖を改善すると同時に、矯正後の歯並びを安定させるのにも役立つトレーニングです。
中高大学生の矯正
この時期は、身体だけでなく心も成長する多感な時期です。そのため、矯正途中の見た目にも配慮できるよう、一般的なワイヤー矯正のほか、歯の色になじむ白いワイヤー、歯に付ける装置が白いもの、ワイヤーを歯の裏側に付ける方法、マウスピース矯正などがあります。
マウスピースは透明で目立ちにくく、見えにくいことがメリットです。矯正の方法は、こうした5パターンから選ぶことができますので、ご希望やご予算、症状に応じて決めていきましょう。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)
器具の見た目が気になって、矯正をためらってはいませんか?そうしたお悩みには、透明で目立ちにくいマウスピースによる矯正治療がおすすめです。当院では、アライン・テクノロジー社の矯正装置に詳しい歯科医師が治療を担当しています。
治療は、望ましい歯並びまでの過程をシミュレーションすることから始まります。歯並びを整えていく過程をきちんとシミュレーションすることが、治療をスムーズに、キレイな歯並びへと導くためのカギです。そのシミュレーションを基に段階ごとのマウスピースを作製して順番に装着し、徐々に歯並びを整えていきます。マウスピースの交換頻度は、約2週間から1週間に1度です。
当院には実際に治療を受けた経験があるスタッフがおります。治療を迷われている方、不安がある方などは、ぜひ感想を聞いて参考にしてみてください。
完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
ことばのきょうしつ
子どものことばの発達やコミュニケーション、発音などで心配なことはありませんか?
当院では、子どもの言語療法を専門とする言語聴覚士が常勤しています。
子どものことばや発音が気になる方はぜひご相談ください。
言語療法は保険適用となり、子ども医療費の助成対象です。対象の場合、窓口での自己負担はありません。
※自費の場合は1回5,000円です。
このような言語療法を行う際は、原因がどこにあるのか、どう対処したらいいのかを検査し、必要に応じて歯科医師と言語聴覚士が連携して対応します。様々な要因で言語コミュニケーションにお悩みの患者さまをサポートしてゆきます。障がいがある患者さまの場合は、矯正も含めて保険が適用されます。
当院の矯正治療について
当院では、日本矯正歯科学会と日本成人矯正歯科学会の認定医資格を持った複数の歯科医師と、同じく日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士の資格を持った歯科衛生士が矯正治療にあたります。この資格は、5年以上の会員歴や2年以上の大学の矯正歯科での研修医経験、学会誌への論文発表、試験への合格などの条件を満たす必要があるものです。
当院は矯正歯科クリニックとして、患者さまの治療を最後までサポートします。例えば、就職や進学の都合などで転居が必要となった場合でも治療をスムーズに受けられるように、転居先の地の矯正歯科をご紹介します。日本矯正歯科学会のネットワークによって、患者さまが転居先でも当院と同じように治療が受けられるよう、可能な限り計らいます。
また、当院では、矯正治療の進歩について日々勉強し、新しい技術についても情報を吸収しています。それにより、新しい治療方法の中で患者さまに使っていただきたいものがあれば、ご提案することも可能です。 反対に、もしも、患者さまが「こんな治療方法があると聞いたけれど、どうなんだろう」と疑問に思ったら、お気軽にご質問ください。歯科矯正学の観点からお答えします。